子供のおねしょに小児鍼
ゴロゴロと雷が鳴り続ける今日この頃
皆さんいかがお過ごしでしょうか
森コツのカミナリメガネ担当のヨッシー先生です
さて、今回は「こどものおねしょ(夜尿症)」についてです。
子供が小学生に上がったくらいから親御さんたちは心配になってくるかと思うのですが
ここで一度「子供のおねしょ」について確認をしていきましょう
・
夜尿症はどれくらいの子供でみられるの??
生まれて2歳頃までは毎晩夜尿をしますが、その割合は年齢とともに減っていきます。
2~3歳児ではその1/2~1/3、4歳児では1/4のお子さまが夜尿をしています。
出典:二木武,帆足英一 他,新版 小児の発達栄養行動:医歯薬出版,1984
5、6歳で約15%、小学校低学年で約8%、小学校高学年で約5%に夜尿症がみられます。
12歳を過ぎると、その多くは消失していきますが、成人になっても夜尿症がみられる場合があります(0.1~0.3%程度)。
夜尿症は年齢が5~6歳以降の夜尿を指し、小学校5年生でも約5%(1クラスに2~4名程度)いるとされる頻度の高い病気なのです。
・夜尿症の原因は??
1.夜間の尿量が多い
(抗利尿ホルモンの夜間分泌不足)
2.夜間の膀胱容量が小さい
(不安定膀胱)
3.睡眠障害
4.心理的ストレス
5.膀胱や腎臓の器質的な異常など
があげられます。
・治療はした方がいいの??
夜尿症のほとんどは成長と共に治っていくものがほとんどではあるのですが
思っているよりも時間がかかることが多く
12歳で半数が自然寛解し、15歳で90%が自然寛解するとのデーターが出ています。
しかしながら子供が小学生に上がって夜尿をしていることで信を喪失し、心理面、社会面、生活面に様々な影響を与えることがあります。
このような影響は、ストレスとなって夜尿の消失時期を遅らせる要因ともなるため、なるべく早く治療してあげた方がよいと思われます。
・子供との接し方は??
夜尿は子供の意思とは関係なく起きてしまう現象ですので、親御さんにお願いしたいことは
・怒らない
・あせらない
・夜中に起こさない
・周りの子供や兄弟と比べない
自分でどうしようもないことを怒ったり比べられたりすると大人でも傷つくものです。
また、そのような状況下におかれた子供は神経質になりやすく親子関係にも影響を与えてしまうこともあります。
子供一人一人にそれぞれの成長曲線がありますので長い目で見守るようにしてあげてください。
ここまで夜尿症について書いてきましたが、そんな夜尿症に対して
森コツは何が出来るのか!!ですが・・・・
「小児鍼(しょうにばり)~~」 ※ドラ〇もん風に
この小児鍼が意外といい結果を残しており、何を隠そうヨッシー先生もその昔、夜尿症を小児鍼で治したクチです
鍼施術は身体の調整をする効果があり、後遺症や治療自体の痛みもほとんどありませんので
お子様にも安心して受けて頂けると思います。
しかしながら、この夜尿症治療について何よりも必要なことは
「家族の理解」
なんです。
治療に来られた子供とその親御さんに対し森コツでは夜尿症に対しての説明を行い
子供が悪くて夜尿になっているんじゃないことを理解してもらったうえで施術を行います。
ご自身のお子さんや、知り合いのお子さんで悩んでおられる方がおりましたら「鍼灸治療が効果があるよ」と教えてあげてください。
森コツではいつでもご相談を受け付けておりますので、いつでもご連絡ください!!
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