おはようございます
昨日の
ブログの反響に大変驚いています
ブログを読まれた部活生を持つ親御さんからのメールなども頂きました。
内容には賛否両論あるとは思いますがここでは
僕の医療従事者・スポーツトレーナー・子を持つ親としての主観で書いてあります。
昨日の内容で書き忘れたことがありますので追記として書きたいと思います。
では、登場した指導者の何がまずかったのか。
まずは、
連日のトレーニング。
筋肉トレーニングの基本に
超回復期とゆうのがあります。
トレーニングで使用した筋肉は超回復期とゆう期間を迎えることで筋力アップにつながります。
この超回復期は一般的に
トレーニング後48時間~72時間の休息(同一部位を使用せずに休めること)を取ることで筋力水準がトレーニング前より上昇する現象を言います。
48時間~72時間と書いてあるのは筋肉の修復時間に
個人差がある為です。
但しこの期間は筋トレの習熟度が上がってきた場合の期間であり、トレーニング開始直後は
前回の筋肉痛が完全に取れるまでの期間が超回復期になります。
つまり、筋肉痛が残ったうえでのトレーニングは筋力が上がるどころか逆に筋力低下を招きます。
超回復期はトレーニングに精通している人たちの中では常識的な部分です。
今回のケースはこの超回復期(休息期間)を設けることなく連日筋肉痛が残った状態でトレーニングを続けることで起こった肉離れです。
少し知識があればこの肉離れは防げたとゆうことです。
次に、
アイシングをしていなかったこと。
通常筋肉トレーニング終了後は筋肉は熱を持つと同時に
筋肉細胞、毛細血管を損傷することになります。
損傷とはいわば
筋肉のケガです。
熱を持ち筋肉細胞、毛細血管を損傷した筋肉は即座に
アイシングする必要があります。
またこの段階で
プロテイン(タンパク質)を摂取することも筋力回復に重要になります。
それと、正しい
フォームの指導。
正しいフォームを指導していたかは定かではありませんが、
トレーニングは正しいフォームで行うことがとても大事です。
どんなに素晴らしいトレーニングでもフォームを間違うと
効果はでません。
アスリートは正しいフォームを鏡を見ながら、トレーナーが指導しながら行います。
僕も選手にトレーニング行う際は必ずフォームのチェックを適宜行います。
フォームが崩れるとストップしもう一度フォームの確認を行います。
この点は、部活に顔を出したり出さなかったりしている時点で欠損していると思います。
トレーニングで使用する鍛えたい部位の
正しい動かし方の指導。
これも上記と同様ですね。
運動・体の知識・筋肉の知識が無いと指導することはできません。
今挙げた項目はトレーニングに携わるには必要最低限有していないといけない部分です。
筋肉のダメージの評価。
歩き方や動きに異常があれば絶対に
トレーニングは中止するべきです。
これはいかに指導者が選手を見ているかに繋がります。
選手の異変に気付く力。
これが一番重要な部分ではないかと思います。
あげればキリがないくらいですね
トレーニングは素人考えでやったりやらせるとどれだけ危険なのか・・・。
もう一度、しっかり考えて欲しいです・・・。
今自己流トレーニングをしている方も一度トレーニング理論を勉強し、筋肉の回復の仕組みなどを知ることで効果的な効率的なトレーニングを行いましょう!!
また、
成長期の子供さんを持つ方ははやる気持ちを抑えてその子の現段階の体の成長具合やカラダの不調の有無を確認しその時期にあったトレーニングを行うことが重要です。
成長期に
無理なトレーニングをさせてしまうと長期的な目で見た時に必ず
マイナス方向に働きます。
いつがピークなのか。
どの年代でピークに持っていきたいのか。
これは選手を育成するうえで非常に大事な要素です。
どの年代もスーパースターであり続ける子は少ないです。
プロの選手は幼少の時期から競技だけではなく、カラダのケアーについてもしっかりやっています。
これも勝手な自己判断で行うと逆効果になりますのでしっかり調べて正しい知識でケアーをしてあげてください。
正しいトレーニングのやり方などで分からないことがあればご相談ください。
一人でも間違った指導から救えるのであればいくらでも協力します!!